飲み屋で熱く語る ”野球好きオヤジ” の勝手な独り言

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これが絶対 『割れ』

『野球は演歌だ』 を始めるのに当たって、当初の目論見は違ってしまったのであった。
野球の話を記載しようと考えたのはいろいろなレベルの野球を観戦し、時には子供たちに指導もし、幅広い野球関係者と議論をしていくうちに、野球理論で絶対に正しいものは何だろうと疑問を持ったことに始まる。
そのなかで、『これが絶対だ』という理論、技術だけを集めた小冊子を作成しようと思った次第なのである。
その後数年間にわたって時々まとめようとしたものの、そもそも万人に通ずる 『これが絶対』 などという野球理論はほとんんどないという現時点での結論に至った。
それでも頑張って、私の考える 『絶対』 について何回かに分けて記載してしまうことにした。
要するにこの項目が私の主張の中枢をなしているのであるが、何回も書けるだけのものはないのである。
今回が -絶対論 その1- で、バッティングに関しての 『割れ』 なのである(言葉自体はどうでもいいが)。
割れ 

割れ;バットを振りだす前の必須動作であり、投手よりの足(左打者では右足)を踏み出していくにつれて、グリップは逆に後方に引かれていき、上半身と下半身が前後に割れるように動くのでこう命名された(と思う)。

この割れた状態からスウィングに入るのであって、決して前足の前方移動につられて振り出すのではないのである。

この-割れ-は私のバッティング論では、どうしてもゆずれない『絶対』なのである。

実は、球種が明らかに分かっている場合や変化球のない学童野球などでは、タイミングを合わせて、割れることなくドーンと打ちに行っても打てるのである。が、上にいくにつれ、投手は変化球や緩急でタイミングをはずすことが重要となってくるので、この割れなしにはオオヤマを張らない限り打てなくなってしまうのである。
理論書ではないので、詳細には述べないが、割れの状態で上半身、下半身が引っ張られ、ひねられた状態から振り出すことでスウィングスピードも上がるのである。

ところが、この割れを子供たちに教えるのは非常に困難である。
以前、中学野球の朝練で1か月ほど勝手に指導していたことがあるが、投げることを教えるよりも困難であった。
それは、別に割れがなくとも打てないわけではないからである。
この割れは一度感覚をつかんでしまえば、あとは体が覚えていくのであるが、この感覚を分からせるのは非常に難しい。
前足が着地するまで、バットを振り出すなとか、前足の着地した時点では前脚とグリップが最も離れるのだとか教えてもダメなのである。
これだけは絶対に体で覚えてほしいと思い、中学生たちにやってもらった練習は2つ。

①    昔からやられている歩きながらの素振り

  構えた状態から 
  • イチ;後ろ足を前足方向に移動 
  • ニイ;前足を前方にステップすると同時にグリップを後方に引いて、割れ(トップ)のポジションを作る  
  • サン;スウィング
これを延々と続けるわけである。
割れの時間が実際のバッティングの時より長くなるが、それゆえに割れの感覚がつかみやすい。
この練習は学童野球でもよくやられていて、中学生たちの中にもやったことのある生徒がたくさんいた。ただし問題は、この素振りをなぜやらされていたかを分かっている選手がいなかったことである。
もしかしたら、指導者方も慣例でおこなっているだけで、目的を知らないのではないのだろうか。
そもそも、歩きながら打つなどという動作は実践ではありえないのであって、この練習はただ割れの感覚づくりのためにあるといって過言ではないのである。

②    バスターからの素振り
これもよくやられることであるが、バントの構えからバットを引き、前足をステップしてトップを作ったところが割れなのである。
したがって、バスターからの素振りでも割れの感覚がよくわかるのである。
と、思って教えるのであるが、中学生であってもぎこちないのである。バットと一緒に前足も後ろに引いてしまう者が続出するのである。
思った以上に割れの習得は困難であったのだ。

そのようなことを、1か月ほどやってもらったが当時の記憶ではフリーバッティング程度でも割れができていたのは 約30人中2,3人しかいなかった (ティーバッティングくらいであればもう少し多くの選手ができていたが)。
しかも、できていた2,3人は私が指導する以前からできていたのであった。
とってもがっかりなのであった。
 
実はこの割れの習得のため我が息子(もちろん左打者)はリトルリーグ時代からもっといろんなことをやらせてきたのである。
代表的なのは右の図のように、右手首と右足首に割れの位置で突っ張る程度の長さにゴムひもを装着して素振り
割れ3させるのである。
振り出す前に必ず、ゴムがひっぱられる感覚がないと振ってはいけないのである。
たるんでいてはダメなのである。

『割れ養成ギブス』 なのである。
ものすごくいいアイデアなのである。

アイデアはよい(と思う)のであるが、息子は-割れ-を習得できなかったのである。
本人の感覚では分からないが、息子に割れの感覚がでてきたのは高校に入ってからであると思う。
これだけいろいろやっても、なかなかできないのである。
割れの感覚習得はできない子には相当難しいのである。

バッティング恐るべしなのである。

素振りと異なり、実際の打撃では割れの瞬間はほんの一瞬である。
割れの時間はストレートのときが最も短く、変化球、チェンジアップではもう少し長くなり、ここでタイミングを調整する。
振り出してからタイミングを調整するのは常人では不可能。
一瞬であるがゆえに考えていてはだめで、体が反応しなくてはならないのである。
この割れができるようになって初めて、次の段階が待っているのである。
が、私自身、この割れの感覚がわかったのは中年以後であり、
肩は壊してるわ、足はすぐ肉離れするわ、視力は落ちてるわ、ビールは毎日飲んでるわ 
の状態で、遅いこと極まりないのであった。 

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2013-01-19 : 野球技術 : トラックバック : 0
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