飲み屋で熱く語る ”野球好きオヤジ” の勝手な独り言

―飲み屋で熱く語る 『おやじの野球論』 -
私は野球が好きである。私の周りも野球好きが多い。必然的に飲みに行くと野球の話を熱く語ってしまい、何時間でも熱い議論を繰り広げてしまう。日本中のいたる所でこのような光景が繰り広げられているに相違ない。このブログは、私自身の勝手な(他の意見を全く無視した独善的で、非論理的な)意見とその飲み屋での野球談議を中心に好き勝手に野球を語った独り言である。内容は偏見そのものであるので、『そんなことはない』とか、『デタラメだ』といわれても困るのである。1つでも共感していただきビールのつまみになることだけを期待している。

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「中締め」に追記せざるを得なくなりました

2013年11月3日 東北楽天ゴールデンイーグルスが読売ジャイアンツをギリギリの7戦で撃破して日本一となった。
震災復興中の東北であり、あの嶋 基宏選手の 「東北の底力」 「野球の底力」 メッセージから2年。
非常に感慨深いものであり、東北のみならず日本中が歓喜したに違いない。
野球オヤジとしても 9年間もの間イーグルスを見続けていて、こんなに早期に日本一になるとは夢にも思っていなかったのである。この筋書きのないドラマはまさに 「演歌の世界そのもの」 でなないだろうか。
日本シリーズだけをとっても 6戦で負け試合ながら 160球完投し翌日に考えがたい志願の登板をした田中将大投手。田中2おそらく彼は来年は MLB に挑戦するため、このチームで、この日本で、すべてやり尽くし、自分のすべてをファンに伝えようとしたのである。それをファンは理解しているので(第7戦は球場で観戦していたが)、田中が登場したときに 9回裏の登場テーマ曲 「あとひとつ」 をスタンド全体で大合唱したのである。
田中投手の最後を見届けて、気持ちよく送り出すために。
田中は FA ではなく早期にチーム去るためにファンに最後の雄姿を見せようとしていたし、ファンは田中の最後の投球を目に焼き付けようとしていたのだ。
さらにもうひとつ。
第5戦でデッドボール後に3塁まで激走して、不本意ながら代走を送られた藤田選手の涙。この悔しさも我々には痛いほど伝わっている。
この2つのことは非常に奥深く、西欧人には理解しがたいのではないかと思う。
どうして160球も投げ、しかも翌日も投げる必要があるのだ。
痛みで走れなくて代走を送られて泣くことはなだろう。  と
ここに 「野球は演歌だ」の世界が集約されている。 
野球は単なるスポーツではない。
日本人にしか理解はできない。ベースボールとは異なるのである。
最後の最後で「最高の演歌」を見せていただいた。                     
   
2013年11月

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2013-11-09 : 中締めとさせていただきます : トラックバック : 0
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中締めとさせていただきます

野球好きの飲み話を書き綴ったらどのくらい書けるものかと始めてみると、予想以上か以下かは分からないが、週1回のペースで1年以上にわたり継続することができた。
実はもっともっとくだらないけれども興味深い話はたくさんあるが、どうも活字にするとその面白さが伝わらないものや、酔っていない状況では読むに値しないものが大部分であった。
とりあえずまとめておきたい内容は書き尽くした感もあるので、ここでひとまず中締めとさせていただくこととした。
しかし、最近さらに野球観戦や野球談議に花を咲かせる機会が多くなり、野球技術や戦略の変化など日進月歩であるので、またおもしろ話がまとまった段階で第二弾に突入させていただきます。
野球も生き物のように変化はしているが、それが学童野球であろうがプロ野球であろうが、本邦で行われている 『野球』 は演歌のごとくであり、当分の間この感覚が変容することはないと信じて疑わないのである。 
2013年10月
2013-10-19 : 中締めとさせていただきます : トラックバック : 0
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野球虎の巻

これまで見続けてき 『野球なるもの』 をふりかえると、当然ながら勝つためにはレベルに応じた戦法があることが分かる。
極端な例では、学童野球でもあるのにかかわらず一発ホームランを期待した戦略などをとるのは無意味であるし3-6-1などというダブルプレーなど見たこともないのに練習する必要があるのかなどとも思っている。
レベルによる戦いかたの相違を強く意識してもらうために、息子が高校球児であったころ当時の自分の野球観 (今でもあまり変わっていないが)を 『高校野球の虎の巻』 と称して、数人の野球部員に配ったことがある。
かなり極端な内容になっているが、彼らはその一部を実践してくれていた。
ここにその虎の巻を大公開してしまうのである。 

オヤジのこだわる勝つための
超アマチュア野球論
◇ 頭のよい君にはわかるはず アホウはおいていけ 
虎の巻

基本原則 

壱.プロ野球を参考にはしない(技術が違うので別競技と考えろ)

弐.確率で戦略を考えろ(高校野球のプレーの精度を理解しておく)

参.自らは決して焦るな、相手を焦らせるプレーをしろ

走塁
◇ アマチュア野球でもっともと大きな得点力となる。相手が焦れば大量得点にもつながる。

◇ 
全力疾走が原則。一塁への暴投や一塁手のエラー、フライの落球などは日常茶飯事なので、プロ野球のようにたまたまセーフになるというような稀な確率ではない。セーフになることはめずらしくなく、全力疾走により次の塁にいけることもあり*1

◇ 
一塁までの全力疾走により高校野球では内野手が送球をあせることで、暴投しやすい (対戦相手はプロ並みのプレーをするわけはない。自分らと同じくらいヘボい)

◇ 
ランナー2塁のときの浅いあたりのヒット、ランナー3塁での内野ゴロなどは絶対にアウトというレベルでなければ突っ込んだ方がよい。次打者のヒットの確率はせいぜい1~2割、3割以上セーフになる可能性があればつっこむべき。経験していてわかるように、高校生のバックホームの精度はそれほど高くないし、ホームに突っ込むことで相手も焦ることが多い(対戦相手はプロ並みのプレーをするわけはない。自分らと同じくらいヘボいその2)。*2

◇ 
この場合、サードコーチャーのトレーニングも必要で、コーチャーは固定することが望ましい。また、アウトになっても気にしないことと、周りも積極的な走塁であれば責めてはならない。(もう一本のヒットを期待していては得点の可能性が下がる)

◇ 
走塁を磨くのは盗塁が一番。一塁ランナーは必ず初球盗塁するという決まりでの練習試合もお勧め。


◆ 走塁はいけいけドンドン。アウトなんか怖くない。…という感じ


《注》
*1 走塁のために
① 全力疾走基本データ表を添付する。練習試合で係をきめてストップウォッチで計測してあとから反省する。

② 控えの選手のなかで走塁チェック担当者をきめ、手抜き走塁、好走塁をチェックさせ次回の試合に役立てる。

上記①、②で手抜き3選手は毎試合後、罰則を科す。

③ 多少どころでなく、かなり無謀な走塁をしてどのくらいまでセーフになるか確認に使う試合をする

 *2 2塁からワンヒットで何%が生還できたか昨年のデータを調べて、絶対それを上回るようにする。70% 以上が最終目標)

ピッチャー
すべての野球において一番重要(高校野球の場合は2番目は監督のはず?)

◇ 外角低めのストレートが基本。いわゆる高校野球コースで3球に2球はここにコントロールよく投げられるように。スピードよりコントロールが重要。

◇ 外角のスライダー(右ピッチャーの右バッターへの外角側、左バッターへの内角側、左ピッチャーの左バッターへの外角側、左バッターへの内角側)

この2つは是非習得してほしい。

◇ チェンジアップがあれば非常に有効(バッターは球の速さではなく、緩急で打ち取るもの)

◇ 低めのカーブ;投げるならベルトから下の高さのみ。膝から下のボールからボールでも三振取るのに有効(そのためにはキャッチャーがワンバウンドを絶対後ろにそらさないように練習が必要)。高めにいってしまうようならカーブは投げない方がまだまし。

低めに安定してカーブが投げられればチェンジアップは不要

◇ インコースのストレートは非常有効であるが、ぶつけるのが怖くて真ん中によってしまうようなら投げない方がよいし、ぶつけた方がまだまし。

◇ 2-0, 3-1 などのボール先行カウントでは高校生のバッターはほとんどストレートしか待たないので、変化球でストライクがとれること(3-0では待球してくるので真ん中ストレートでも可)。

◆ ピッチャーは俺が一番。打たれても周りでなんとかしろや…という感じ

バッティング
◇ 練習ではガンガン速い球を打ち返す練習をしてほしいが、試合になったらあまりバッティングに期待してはならない。打てたら儲けもの程度の感覚でよい。

◇ 
2.3点くらいはヒットが打てなくとも点がとれるチームでないとトーナメントは勝てない。

◇ 
そのなかで絶対にまもらなければならないのは、割れ(トップ)を創って、そこからボールにバットの芯を強くぶつけること。前足の始動と同時に振り始めてはならない。

◇ 
試合でセーフティーバントをしたいのなら、マシーンを使って繰り返し練習すること(試合で成功するのを見たことないので)。右バッターではピッチャーと1塁の間のプッシュバントを練習するのもよい。

◆ バッティングは打てなくてもともと。走者が自分でなんとかしろや…という感じ

守備
◇ どのようなチームでも勝つためには最低限の守備は不可欠。この最低限はそうレベルは低くない。

◇ 
スーパープレーは不要、普通の打球を普通に処理すべし。

◇ 
弱いチームほど送球の乱れで敗退する。無理な送球は絶対しない。外野のバックホームは一か八かでない限り、ワンバウンドで正確性を追求(中日の和田をみよ。肩なんかそんなに良くないのに、よくランナーを刺す)。中継プレーではあわてずにカットまでを正確に投げることだけを考える。中継まで投げてしまえばその後は内野手の問題と割り切る。

◇ 
ショートの三遊間側、サードのライン際などもワンバウンド送球でよい。かっこつけてノーバンで投げると、暴投がきわめて多い。かっこも悪い。

◆ 守備はそこそこでいい。無理なんかしてられっか…てな感じ

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2013-10-19 : 高校野球 : トラックバック : 0
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野球の疑問―主にプロ野球について

野球は基本的に娯楽なので、交通規則のような細かな決まりは必要ない。
ファジーであるから面白いところもたくさんある。
また高校、大学、プロ野球とレベルが上がれば上がるほど験を担ぐ選手が増えるので、論理だけでは説明できないことも数多くある。
今回、その中ですぐに思いつく気になることを挙げてみる。考えるヒト

◇ 画いてあるのに意味のないコーチャーズボックス (ルールブック上はコーチスボックス)以下は公認野球規則より
4・05 ベースコーチ
(a)攻撃側チームは、攻撃期間中、二人のベースコーチ〔一人は一塁近く、他は三塁近く〕を所定の位置につかせなければならない。
(b) べースコーチは、各チーム特に指定された二人に限られ、次のことを守らなければならない。
(1) そのチームのユニフォームを着ること。
(2) 常にコーチスボックス内にとどまること
 ペナルティ 審判員は本項に違反したものを試合から除き、競技場から退かせる。
 【原注】ここ数年、ほとんどのコーチが片足をコーチスボックスの外に出したり、ラインをまたいで立ったり、コーチスボックスのラインの外側に僅かに出ていることは、ありふれたことになっているが、相手チームの監督が異議を申し出ない限り、コーチスボックスの外に出ているものとはみなされない。しかし、相手チーム監督の異議申し出があったら、審判員は、規則を厳しく適用し、両チームのコーチがすべて常にコーチスボックス内にとどまることを要求しなければならない。
以下略
ということは相手の監督さえよければ一塁近くと三塁近くならどこでもよいらしい。現役プロ野球の審判に尋ねたところ、コーチスボックスは比較的安全な位置を示すだけで、どこに立っていても問題ないとのことであった。
その反面、学童野球をはじめとしてアマチュア野球やソフトボールではちょっと外に出たりしただけでやたら口やかましく指導されるのは何故でしょう。審判の職権乱用でしょうか。
 
◇ プロ野球では内野ゴロでアウトをとると内野回しをしてそのままボールをピッチャーに返して使用するのに、投球がワンバウンドしただけですぐにボール交換を要求する。
ボールが土で汚れた場合に、見えにくくなるので打者がボールの交換を要求するのは理解できる。投球が捕球前にワンバウンドしただけでキャッチャーが交換を要求する意味が不明。投手側に有利になるのであれば交換しない方がよいと思う。
これも現役審判に聞いたところ、外人打者は頻回に交換を要求することが多く、捕手が交換を要求するのは日本人選手がまじめで、紳士だからではないかとのこと。
その反面内野ゴロアウトのボールはほとんどそのまま使用するのは何故でしょう。これは審判も分からないとのことであったが、私はアウトをとったボールということで験を担いでいるのではないかと思っている。
 
◇ 3塁コーチからのブロックサイン 
コーチはベンチからのサインを中継しているだけなので、直接ベンチから出してはだめなのかと思う。高校野球ではベンチから出しているので、見えにくいということはないであろう。
さらにダッグアウトの場所によらず3塁コーチが出すのはなぜでしょう。1塁コーチではダメなのでしょうか。
これも審判に聞いたら分からないそうである。ただ、ベンチで監督の出すサインはすごく単純だとのことであった。
もしかしたら監督は相手チームからは見えにくく3塁コーチだけが見やすいところにいて、その3塁コーチが相手に分かりにくくするために複雑にしているのかも。
なんか時間の無駄なような気がする。
 
◇ ランナーやバッターがキャッチャーのサインを見て教えると (ルール違反ではないが)、紳士協定に反すると、注意を受けるのにキャッチャーが相手ベンチから打者、走者に出すサインを見るのはお咎めなし。何故でしょう。
 
◇ 攻撃が2アウトになると投球練習を始める投手
試合中ベンチ前投球練習禁止が来年から実施されそうである。
公認野球規則3・17『プレーヤーのベンチ入り』
 両チームのプレーヤー及び控えのプレーヤーは、実際に競技に携わっているか、競技に出る準備をしているか、あるいは1塁または3塁のベースコーチに出ている場合を除いて、そのチームのベンチに入っていなければならない。試合中は、プレーヤー、控えのプレーヤー、監督、コーチ、トレーナー、バットボーイの他は、いかなる人もベンチに入ることは許されない。
この「競技に出る準備をしている」ことに、投手が当てはまるかどうかということであるが、世界的にはこれは次打者を指すものであるようだ。
日本独自の肩慣らしの慣習は、そもそもが違反だったということだ。
何を今さらとは思うが、投手には回の初めに投球練習が認められている (公認野球規則8・03ピッチャーは各回のはじめに登板する際、あるいは他のピッチャーを救援する際には、キャッチャーを相手に8球を超えない準備投球をすることは許される。この間プレイは停止される。各リーグは、その独自の判断で準備投球の数を8球以下に制限しても差し支えない。このような準備投球はいずれの場合も1分間を超えてはならない。突然の事故のためにウォームアップをする機会を得ないで登板したピッチャーには、球審は必要と思われる数の投球を許しても良い。) ので、なるほど投球練習まえの準備までをグラウンド内でやるというのはやはりおかしいのかもしれない。
少なくとも日本独自のことであるならば、他国と同様に出来ないはずはなく、慣れだけのことであろう。
確かに日本だけが異なっているというのは恰好がよろしくないが、少年野球から親しんできた儀式を簡単にかえられるのか、見ものである。
 
◇ ハーフスイングがなぜアピールプレィか
ハーグスイングの判定が主審からみえにくいのであれば、現行のようにいちいちキャッチャーのアピールによって塁審がジャッジするのではなく、主審がストライクのコールをしない場合であって塁審からみて空振りと判定されるものは、自動的に塁審がコールした方がすっきりすると思う。
 
◇ ルールとは関係ないが、イニング前の投球練習で投手がゼスチャーでストレートやカーブなどの球種を指定してから投げるのはなぜか
バッターが球種ごとにタイミングを合わせやすくなるのではないか。これについては本当かどうか確かではないが、審判に対して球筋を覚えてもらって、アウト、ボールのコールをしやすくするようなアピールの意味があるとの意見を聞いたことがあるが、いかがなものか。
 
細かい点まで含めればこのような疑問はもっともっとあると思われる。
こんなことも考えながら野球をみているといろいろな興味が湧いてくるのである。 
2013-10-12 : 野球の疑問 : トラックバック : 0
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トーナメントを勝ちあがるために

スポーツは野球に限らず強い方が勝つとは限らないといわれている。
勝った方が強いとも言われる。
特に野球はタイムレースや飛距離などを争うものではないので、そもそも強いことの定義が定かではない。
一歩ゆずってプロ野球のレギュラーシーズンのように同じ対戦相手と何十回も対戦する方式であれば、まあ勝星の多い方が強いんだなとは思える。試合数は少ないが大学野球のリーグ戦などでも比較的強い方が優勝しやすい感じがする。
しかし、プロ野球や大学野球も含め一発勝負のトーナメントでは状況は178度くらい異なるのである。
それが高校野球、中学野球、リトルリーグと技術が未熟になればなるだけ、どっちが勝つのかは分からなくなる。
全く相手を寄せつけないスーパーエース(高校時代の江川卓投手のような)でもいないかぎり、確実にトーナメントを勝ち上がるのは困難である。
精神面では感謝の気持を持つことが非常に重要である(最後の最後でもうダメダとか諦めそうになったときに踏んばらせてくれるもの、それが感謝の気持)ことは、すでに記述した通りであるが、今回はトーナメントを勝ち抜くために個人個人の力量にたよらない戦略上のポイントに着目する。

それは走塁である。軌道破壊

まず原則の全力疾走。
これは審判がアウトとコールするまで結果は分からないからという当然の理由をこえて、野球レベルが下がれば下がるほど、全力疾走によって野手があせり、慌てることで確実にエラー、暴投が増えるため。
そもそも深めのサードゴロやショートゴロでは高校野球であっても暴投する可能性は少なくない。
とにかく、内野守備は大学より高校、高校より中学野球では未熟であるのは疑いがない。送球もかなり暴投が多く、見栄をはらず実をとるのであれば、中学校や一部の高校野球チームのサードやショートは一塁への送球は原則ワンバウンドにした方がよいかもしれない。
よく知る中学校の野球部では打者は原則左打ちとして、ほぼすべての打席でバントをしているチームがあった。野球としては極めてつまらないものではあるが、相当な得点力を誇っていた。とある年の中体連の地区決勝戦では3点くらい負けていたところ、最終回にバントだけで逆転して優勝したと聞いている。
最終回で得点差が縮まれば縮まるほどサードやショートがあせって暴投することはよく眼にする通りである。正攻法の野球とはいえないが、アマチュアの守備は所詮こんな程度なのである。
だから全力疾走は当然なのである。

次に積極的な走塁。

これは果敢に次を狙うというよりも多少無謀に次を狙った方がよいということ。
プロ野球と異なり送球の精度はかなり低く、ましてや焦って送球するので、無謀に行ってもセーフになる可能性は相当あることを認識すべきである。
たかだか、3割程度の次打者のヒットに期待するよりセーフの確率が高ければ GO すべき。
このことに関しては別の機会に述べるが、抜きんでた選手が不在でも毎年勝てるチームを創るには、ことに選手が毎年入れ替わる学生野球では走塁は最大、最強で安定した武器になると以前から信じて疑わなかった。
この私の論理を甲子園で実践して確信させてくれたチームがある。
高崎健康福祉大学高崎高等学校 (健大高崎) の軌道破壊である。

*軌道破壊
http://www.hb-nippon.com/column/437-baseballclub/7585-20130408no99

上記を是非参照していただきたいが、健大高崎では
“ピッチャー対バッター” の構図を “ピッチャー対ランナー” にしたとのこと。
1塁にでればほぼ確実に盗塁。
ガンガン次の塁を狙う。
守備側が一時も気が抜けない。
投手はランナーを気にしすぎて投球がおろそかになる。
まさに 『軌道破壊』 の名の通りの野球である。
近いうちに健大高崎の練習を是非みてみたいところである。

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野球選手超人伝説

野球選手に限らず頂点を極めるような人々には逸話や考えられないような言い伝えが存在する。
信じられないような内容やまあ誇張されているだろうなとは思うものの、マンガのヒーローを見るように楽しく伝説なってしまうものである。
今回はこと野球に関しての超人的は話を雑誌やネットで拾ってみた。
記録が比べられるような水泳や陸上などのスポーツでは、科学的な研究や練習法の進化などにより、時代が新しくなるほど記録は伸びている。また相撲などでも体力の向上などにより大昔の力士より最近の力士の方が強いであろうという意見が多い。
おそらくは、他の競技同様に平均的には現代の選手の方が秀でている確率が高いと推察される。
しかし、野球にかぎらず昔の記録は正確に残っておらず (たとえばスピードガンなど)、伝聞によりさらに尾ひれがついたりして誇張されていくので、昔の選手の方がおもしろい超人的エピソードが残っているようである。
そもそも、記録もないのに 『沢村栄治と大谷翔平のどちらが速いか』 や、『江夏の球をイチローは打てるのか』 などという議論は面白くはあるが、結論が出るわけはない。
対戦した打者の感じ方としても[尾崎行男はすごかった」、などといわれても[そうでしょうね」、と相槌をうつくらいなものである。
そんなことよりも、ものすごかった超人たちを 『これだけすごかった』 『こっちはこんな話が残っている』 などといいながら、大いに騒ぎビール重ねる方が、断然楽しく、夢があるのに相違ないのである。
以下、真偽のほどは全く保証しないが、是非ビールを片手にお楽しみください。
(参考資料は 伝説のプレーヤー http://1st.geocities.jp/dogyamanet/index.html  古今東西「ベースボール伝説」ベースボール・マガジン社  その他より、一部抜粋して記載)
 
【古今東西 打者編】
榎本 喜八 「安打製造機」
◇ ある試合で榎本は4打数4安打と打ちまくったのだが、鮮やかな当たりのヒットは1本もなかった。榎本は「今日は4の0か」とつぶやいて落ち込んでいたという。
 野村克也の回想より
榎本は私が見た中で、一番巧い左打者である。榎本はまずボールを振らない。唯一振るところは内角高め、 それもよほど「速い」球でないと「フン」といって見逃されてしまう。 ある時その内角高めに球が来た。 コースはボールだったが、審判が「ストライク」と言ったので 私は「しめた」と思った矢先、榎本はこう言ったのである。 「今のは3センチずれているよ」 そう言うと何もなかったようにまた構えた
 
中西 太
◇ ファウルチップしたら、ピッチャーの所までボールの皮が焦げる臭いがした
◇ ファールチップがネット裏の席にキナ臭いにおいを漂わせた
 ショートライナーと思った選手がジャンプしてグローブの先をかすめた球が外野スタンドに飛び込んだ
 折れたバットでホームランを打った
 怪我をしていたため結果として左手 1 本でホームランを打った
◇ 中西のライナー性の打球を捕球した野手が、手を骨折した。
◇ 1953年8月29日、対大映戦(平和台野球場)で林義一投手から放った打球はライナーでバックスクリーンを優々と越え、場外の福岡城址まで届いた。推定飛距離は160m以上で、180〜190m近く飛んだ可能性もあると言われている。この時も、林義一投手は「(取れるライナーかと思って)ジャンプした。そうしたらグングン伸びて、バックスクリーンのはるか上を越えていった」と千葉茂に後年語っていたと言う。ただ打った中西本人は、あまりにも低い弾道だった為、本塁打になるとは思わず、一塁を回るあたりまでは全力疾走をしていたといい、またそれほどの飛距離の本塁打になるとも思っていなかったという。
◇ 投手の肩口を抜けたライナーが伸びに伸びて平和台のバックスクリーンを超えていった(青田昇の証言より。このとき青田はセンター前ヒットと思って一歩前に出たという)。
 
前田智徳
 オープン戦で一回もバットを振らずに三球三振をしてベンチで「あんなんプロの投げる球じゃない」といったらしい。
 理想の打球はと聞かれ「ファールならあります。」と答えた。
 
王 貞治
 1975年6月17日の大洋戦で王は、打席に立って構えたとき、違和感を覚えた。場所は、川崎球場である。試合後、王は思い切って審判団に頼んだ。「バッターボックスからマウンドのプレートまでの距離を測ってほしい」と。審判団も大打者の王が言うだけに無視できず、実際に測ってみると、何とバッターボックスがバックネット側に25センチ延びていたのである。しかし、このことに気づいたのは王ただ一人だったのである。
 
長嶋茂雄
1960年、開幕の国鉄戦の5回捕手の平岩は立ちあがり、打者の頭の高さに構え1球外すことを指示した。投手の村田は、捕手が構えた位置に投げたが、長嶋は強引にバットを振り、左翼席中段への本塁打とした。
 同年7月16日、長嶋は、投手が敬遠で投げた球を無理やり打ちに行ってツーベースヒットにしている。
 さらに翌日、大洋戦で鈴木のこれまた頭の高さに投げた外し球を振ってレフトへ飛んだ。長嶋が打って来ると思わなかったレフトは慌てて打球を追い、転倒して頭を強打。その間に長嶋は一気にホームまで走りきり、ランニングホームランとしている。
◇ 1968年5月11日の中日戦、敬遠してきた山中巽投手に対して3球目からバットを持たずに打席に入り、素手だけで構えて抗議に出たのだ。絶対打つことができない長嶋を、あろうことか山中はそのまま2球ボールを続けて歩かせたのである。
 
川上哲治
 1951年3月31日練習後、川上は「ボールが止まって見えた」とつぶやいたという
 本塁打はどうやったら打てるか、という質問に対して「ボールを3分割して、下から1/3の点を強打すれば、本塁打の確率が増える」と答えたと言われている。
 
大下弘
 名将・三原脩さんは、こんな言葉を遺している。
    「日本の野球の打撃人を五人あげるとすれば、川上、大下、中西、長嶋、王」
    「三人にしぼるとすれば、大下、中西、長嶋」
    「そして、たった一人選ぶとすれば、大下弘」
 
藤村 富美男
 1956年6月24日、甲子園で阪神×広島戦が行われた。試合は0-1と阪神がリードを許したまま9回裏に入り、最後の攻撃で2死満塁のチャンスをつかんだ。藤村は、監督として三塁コーチボックスに入っていた。そのとき、藤村は、一塁コーチボックスの金田に促され、自ら 「代打、俺」と告げたという。そして、リリーフとしてマウンドに上がっていた長谷川良平投手から放った打球は歓声とともにレフトスタンドへ。監督兼任で代打逆転満塁サヨナラ本塁打。これが藤村の現役最後の本塁打となった。
 
ョッシュ・ギブソン
 ベーブ・ルースを「白いギブソン」と呼ばせたジョッシュ・ギブソン
 生涯ホームラン記録は 962本。
 ピッツバーグでのある試合で、ギブソンが放った打球が球場の外に消え、その打球が翌日フィラデルフィアの球場に落ちてきた
 1934年にはヤンキースタジアムで飛距離580フィート(約176メートル)の場外本塁打を放ったと言われている。
 ペンシルヴェニア州で試合をしていたとき、痛烈なショートライナーを放ち、遊撃手ウィリー・ウェールズはグラブを弾き飛ばされ、親指と人差し指の間の肉が裂けてしまったという。
 
クール・パパ・ベル
◇ ダイヤモンドをわずか12秒で1周したのが計測された
 タッチアップで2塁から生還した
 犠牲バントで一塁から一気に三塁へ進むなど、一度に2つの塁を奪ったことが何度もあるという。さらに、一塁走者であったとき、犠牲バントで一挙本塁を陥れたことがある。
 ニグロリーグでは200試合足らずで175の盗塁を記録した。
 強烈なピッチャーライナーがサチェル・ページを襲ったときのこと。「球は俺の耳元をかすめて飛んで行った。体勢を立て直して後ろを向くと、なんとその打球が、二塁に滑り込んだベルの尻に当たっているじゃないか」
◇ ジョッシュ・ギブソンがホテルで同室に宿泊していたとき、ベルは壁のスウィッチを切ったかと思うと、電燈が消えるよりも早にベッドに滑り込んでいた。
 
テッド・ウイリアムズ
 回転しているレコード盤の印刷した文字が読めたとか、遠くから来る車のナンバー・プレートを誰よりも先に読めたとか。
 
ベーブ・ルース
 プレーヤーにかけられ回っている、78回転のレコードのタイトルを読めるほどの優れた動体視力の持ち主であった
 1926年のワールドシリーズでは、ルースは病の床にあった11歳の少年にホームランを打つことを約束し、実際に打っている。
 タイ・カッブのヒット狙いの打法に対し、ルースは「あんたみたいな打ち方なら、俺なら6割はいけるだろうな。でも、客は俺のけちなシングルヒットじゃなくて、ホームランを見に来ているのさ」とコメントしたという。
 
【古今東西 投手編】
 
尾崎行男
 尾崎がプロ入りした1962年、山内一弘は、大毎の看板打者として活躍していた シーズン前、尾崎についてのコメントを求められた山内は「たいしたことないよ」と発言する。 記事を読んだ尾崎は、怪童のプライドを賭けて、山内に剛速球1本で勝負することを決めたという。 対戦は、尾崎のデビュー戦にやってきた。  そして、この日、対戦した山内は、試合後ネット裏の通路でパンチョ伊藤(当時パ・リーグ事務局長)とすれ違ったとき「ボールが途中で消えたんだよ」という言葉を残して素直に脱帽している。
 
稲尾和久
キャンプ中熊本大学の医学部によって西鉄ライオンズの主力投手5人の制球力調査が行われた。これは捕手が内角高め、低め、外角高め、低めに構えそれぞれに10球ずつ投げるというものであった。稲尾は合計40球をすべて捕手が構えるミットンに寸分の狂いもなく投げ込み、他の4投手は声も出なかったという。
 
江川 卓(高校時代)
 甲子園大会での対戦相手の打者「高目には手を出すなって言われたけど三球三振ですわ。高目やない。まん中なんです。それをキャッチーは全部頭の上でキャッチしてる全部ボールがホップして来よるんですわ」
 対戦相手の監督「選手にバットを短く持って当てていくように指示したが、どうしても打てなかった。もう1度対戦しても打てませんね」「選手には内緒ですが、完全試合にならなくてホッとしましたよ」
 
金田正一
オールスターゲームの時に、練習の虫と言われていた阪神の村山実が金田のトレーニングに付き合おうとしたが、あまりのハードな内容に音を上げたという逸話がある。
 ロッテ監督時代の教え子である村田兆治によると「実績のあるピッチャーは投球練習をしなくてもいいから、とにかく走れ」と指導していたという。
 恐るべしは完全試合達成時である。9回、相手の中日が1アウトから、ハーフスイングをめぐって40分の抗議。肩も冷えてもうだめだろうと思われたそのとき「さあ、後二人や。必ず三振させてやるから、みんな帰り支度しといてや」と言い放ったそうである
 4回まで投げていたピッチャーがピンチに陥ると突如マウンドに向かい「ワシ投げるから」と勝手に投手交代宣言。まんまと勝利投手となってしまったのである
 
山口高志
 170センチという小さな体を最大限に使って投げ込む高めのストレートは「三日前から振らないと打てない」とまで形容されたという。
 常時、150キロ以上の球を投げ、好調時には160キロ近い球を投げていたと言われている。山口の剛速球を目の当たりにした人々の中には「日本のプロ野球史上、最も速い球を投げていた」と断言する者は多い。
 
杉下 茂
 数々の名勝負を繰り広げた川上哲治には、故意にフォークの握りを見せてから投げたという。
 全盛期のフォークは45センチ以上落ちたと言われ、捕手も捕れない球があった。
 川上は「捕手が捕れないのに打てるわけがない」と嘆いたという伝説も残っている。
 
沢村栄治
 快投を続ける沢村に注目したのが、大リーグのピッツバーグ・パイレーツのスカウトだった。そのスカウトは、ファンとしてサインをもらいたいふりをして沢村に大リーグの契約書を差し出したのである。しかし、それが大リーグの契約書であることに気づいた同行の鈴木惣太郎は、沢村にサインを拒否させたと言われている。
 
サチェル・ペイジ
 ニグロリーグ時代には約2500試合に登板、2000勝以上をあげ、うち完封勝利は350以上、ノーヒットノーラン55試合
 上手、横手、下手どこからでも投げ分けることが出来、投球練習の際、ホームベース上に置いた煙草の箱の上をボールが通過するほどコントロールに優れていた。
 球速の計測記録は残っていないが、160km/hを投げていた速球王ボブ・フェラー同じチームでプレーが42 歳のペイジが投げる球をみて「サチェルの投げるボールがファストボールなら、俺の投げるボールはチェンジ・アップだよ」と発言している。
 サチェルとノーラン・ライアン両者の球を受けた捕手は「ライアンのは時速 100 マイル(161km)だが、ペイジのそれは時速 111 マイル(179km)だ」と言ったという話がある
 全打者三振になりそうな試合で、最後の打者が振り逃げで28連続三振になった
 9回裏にわざと走者をためて無死満塁にし、しかも野手を全員ベンチへ引き上げさせて打者に勝負を挑んだなどの逸話がある。
 9人連続三振をとると宣言して、外野手全員を内野に集めた
 
ボブフェラー「火の玉投手」
 MLBコミッショナー事務局が彼の速球を撮影して球速を割り出したところ、104マイルと計測されたという。ちなみにフェラーはこのときスーツ姿、マウンドでなく平地で投げていた。
 更に1946年のグリフィス・スタジアムで、米軍が協力しての当時最新の球速測定機を使った実験では、初速117.2マイル、終速98.6マイル、平均で時速107.9マイルを記録したという。
 1997年のワールドシリーズでロブ・ネンが104マイルを計時した時、フェラーは「それは俺のチェンジアップの数字だ」とコメントした。
 
ウォルター・ジョンソン
 サイ・ヤング(511勝)に次ぐ417勝(20世紀以降にデビューした投手としては最多)と、通算110完封をマーク
 2ストライクに追い込まれた打者が、「もう結果はわかっている」と、3球目を待たずしてベンチに下がったという伝説が残されている。
 
サンディー・コーファックス「黄金の左腕」
 高校時代にある試合で登板した際、そのあまりのスピードに目を奪われた球審がストライク・ボールを見極めるのを明らかに忘れていたのに「ストライク!」とコールした。これに相手チームの打者が抗議すると、審判は「確かにオレはストライクゾーンを通過したか確かめられなかったが、あんなすさまじい音でミットに飛び込んだ速球は見たことがないし、そんな球をお前が打てるわけがないからストライクだ!」と開き直ったという。
 
ノーラン・ライアン
 ア・リーグ審判のロン・ルチアーノが、「もし水流が流れ落ちる洗車機の向こう側にライアンがボールを投げたとしても、その球には一滴の水滴もつかないはずだ」の名言を残している。
 
以上。
痛快! 痛快!
楽しく2次会にご突入ください。 

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2013-09-28 : 酒の肴にもってこいの野球話 : トラックバック : 0
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スコアリングポジションのランナーを生還させるために

野球は相手よりも1点でも多く点をとれば勝ちである。
長打やホームランがばんばんでる、
などという戦略を立てていてはトーナメントを勝ち上がる確率はかなり下がってしまう。
そこでいかにスコアリングポジションのランナーを生還させるか。これが非常に重要となってくるのである。
もちろん自チームと相手チームのレベルも考慮しなければならないが、少なくとも高校野球くらいまでのレベルでプロ野球の真似をしていては、なかなか得点できないのである。
ここで、走塁に力をいれるチームが行っている戦略をいくつか記載する。
ラウンダウンプレー
 
パターン1 
1,2塁間にランナーが挟まれている間に3塁ランナーが生還する
①  ランナー1,3塁で1塁ランナーが盗塁、もしくはわざとリードを大きくとって1,2塁間で挟まれている間に3塁ランナーが生還するという最もオーソドックスなもの。
これを標準として、このパターンに持ち込める状況はすべて可能性があるといえる。
とくに、次打者のヒットの確率が低い場合で2アウトの場合などは失敗したとしても、オーソドックスな攻撃するよりも点数が入る確率が高い。
② ランナー3塁で四球で出塁した打者が1塁付近で加速してそのまま2塁に向かって挟まれる
③ ランナー2塁で2塁ランナーが3塁に止まらざるを得ないようなヒット (含 内野安打)を打ったバッターがそのまま2塁に向かってはさまれる
④ ランナー1,3塁 (ノーアウトかワンアウト) の非常に浅い外野フライのとき1塁ランナーがタッチアップして1,2塁間ではさまれる。
他にもいろいろ考えられるかもしれないが、もちろん走者も打者もこのパターンを練習しておかなければ一朝一夕では無理である。
高校生くらいまでであればかなりのレベルであっても普段 ①のパターンの守備練習はしていても、同じ状況にもかかわらず②③④ではあせってしまい生還できる可能性が低くない。
標準的には1塁から2塁方向に送球した瞬間 (ボールがホームから遠くなるので) に3塁ランナーがスタートである。
 
パターン2 
2塁ランナーがとびだして、(できればキャッチャーから)2塁に送球される間に3塁ランナーが生還する
① ランナー2,3塁でピチャーの投球後2塁ランナーが大きくとびだして、キャッチャーが2塁に送球する間に生還(1,3塁でのダブルスチールと異なるのは1塁ランナーの盗塁の場合は2塁前でカットされたり、はじめから3塁ランナーに注意が向いていることが多いのに対し、キャッチャーから2塁ランナー飛び出し時の送球ではカットされる可能性が少なく、3塁ランナーへの注意力は前者より低い)
② ランナー1,2塁で2塁ランナーが生還できないようなシングルヒットのとき、2塁ランナーが大きく3塁をオーバーランすると、外野手はバックフォームすることが多い。速やかに3塁ランナーは塁に戻るようにみせながら、1塁ランナーは2塁を大きくオーバーランしてキャッチャーから2塁に送球させるように仕向ける。送球した瞬間に3塁ランナーがホームへかえる。
このパターンも他にもいくつか考えられるが、パターン1よりも難易度は高めとなる。
頭脳的というかアグレッシブというか、こういう走塁を練習することで、せいぜい3割程度しかないヒットによる得点にたよらずに点を取る可能性が増えるのである。
現在私の知る限り高校野球では群馬県の高崎健康福祉大学高崎高等学校 (健大高崎)がもっとも、アグレッシブな走塁をしていると思うが、彼らはランナー三塁での振り逃げの場面で、捕手の送球と同時に三塁走者がホームを狙う走塁などもみせてくれた。
走塁だけでもみていてウキウキしてしまうチームなのである。
いずれにせよ、頭で考えただけでは成功率はかなり低いので繰り返しの練習が必要である。また、同じパターンだけであると2回目の対戦ではもはや予測されてしまうので、ふだんから頭脳的な走塁をこころがけ、いろいろなパターンが即席でできる必要がある。
    
2013-09-14 : 野球戦略 : トラックバック : 0
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ゴロの捕球姿勢

『これは絶対』 の一項目にしようと思ったものの、私自身が外野手であったためそこまでの自信はなく 『これはほぼ絶対』 にとどめることとしたゴロ捕球方法。
ゴロの取り方には一家言持っている方が多く、何が本当かよくわからなくなってしまうほどである。
足幅、グラブと足の位置、腰の高さ、目線、捕球姿勢、捕球位置、グラブの出し方等々。
実際には自分で反復練習して自分の体や関節の柔軟性にあった捕球方法を会得していくしかないとは思うが、まあ正しそうであると感じている点を2,3列記してみる。
・無理にボールの正面に入る必要はない。ノックでは正面、正面といわれるが、ギリギリで追いついて正面で捕球するとそのあとの送球が困難になるので、捕球できれば体の左側でも、逆シングルで体の右側で捕球してもよい。MLB の影響か最近のNPB のショートなども三遊間の打球は無理に正面に入らずに逆シングルで捕球していることが多い。
内野ゴロ捕球図MLB2
・打球は真正面からみないで斜め横から見るようにする。これは目の構造を知っていれば当然なこであり、真正面からでは遠近感がなく、横や斜め横から見た方がゴロを捕球するポイントも判定しやすい。
・捕球位置はゴロの頂点から落下してきたところか、上がりかけのショートバウンドの位置。これはイレギュラーが少ないので当然。
以上のようなことはまあ理解できるが、本日の内容からみれば小結程度。
本日の横綱は 『腰は落とすな。背中を地面に平行にしろ』 ということである (図1)。
大昔からいわれてきた 『腰が高い、もっと腰を落とせ』 は単なる呪文と心得るべし。
腰を落とす⇒尻は地面に近くなるが背中は起き上がる⇒顔が地面より離れる
内野ゴロ捕球図少年2
⇒打球への恐怖感がでる、重心が後傾し俊敏に動けない⇒トンネルが増える、イレギュラーに対応できない。 (図2)
逆に背中を地面に平行にすることで、顔は地面に近づき、そのままの姿勢で顔を上げることで視線も地面と平行になる。(図1) 
これがボールへの恐怖感を少なくするのに有効である。
腰を落として顔が高い位置にあると地面(ボール)を斜め上方から見ることになり恐怖心が増大するのである。
あんまり適当ではないが、分かる人には分かるのでスキーに例えてみる。
スキー場 急斜面をすべるのは恐怖感との戦いである。その恐怖感を和らげる方法が大昔に読んだスキーの教習本に載っていたのを思い出した。「急斜面では視線を真正面(下界の地面と平行方向)に向けると高さが恐怖感に直結するので、視線は必ず斜面と平行にせよ。」
とのことであった。これで視覚上では斜面を滑り降りのは平地を滑るのと同様になるということである。これで本当恐怖感はなくなるのである。その後の私のスキヤーとしての活躍は万人が知るところとなった。(注;万人はバンニンではなく、知り合いのマント君です)
この状況ととボールを見る視線の相違による恐怖感の違いは非常に似ているのである。
この 『背中と地面を平行に』 という指導は14,5年前にアメリカの Kids 向けのさもないbaseball 指導書で眼にしたのが最初で、当時日本でこんなことを書いている指導書は見当たらなかった。
最近では上級者がこのように捕球しているのが判明してきたためか、腰を落とせというのを否定する指導者もでてきたようである。
たとえば「高木守道の名人野球教室~内野守備編」では 低いゴロの捕球には体を低く下ろしますが、その時、背中は地面と平行にしてください と記載してある。
パイロン 実はこの姿勢をとり続けることは容易ではなく、ゴロ捕球の一連の動作のなかで捕球するときだけでよいのである。したがってこの姿勢で打者が打つ前から構えているわけではないが、この捕球姿勢を覚えこませるために、工事中の道路にあるような円錐形のパイロンの小さい奴 (小学校の体育館にあるような) を子供の背中にのせて、落ちないようにしながら数歩歩かせて感覚を教えたこともあった。昔からなかなかいろいろ工夫していたのである。
ちなみに、昔見たアメリカの指導書には背中に乗せた水の入ったコップの水がこぼれないような体勢との記載であったと思う。
これまで、ゴロは腰を落として捕ると信じていた 「なんちゃって野球通」 の方は、プロ選手の捕球の瞬間の姿勢を是非確認することをお勧めする次第です。
    
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